きりん

TUBE チューブ 死の脱出のきりんのレビュー・感想・評価

TUBE チューブ 死の脱出(2020年製作の映画)
3.0
目を覚ましたところは暗く狭いチューブの中。腕にはカウントダウンを表示するブレスレット。謎のチューブから脱出できるのかを描く不条理スリラー。


まずチューブという言葉から連想するのは柔らかいゴム製なんだけど、その場所は無機質でかつ近未来的だった。『CUBE』とやってることは同じなのでそれにかけたかったのかな🤣

大きく違う点は本作での登場人物は1人!途中同じ場所に閉じ込められた人物と遭遇はするけど🙄また謎解きの要素などもほぼ無く時間内にトラップを回避して前に進むのみ。

狭い通路のため基本ほふく前進。画変わりない上に人間ドラマもないから退屈するも後半はちょっと盛り返す。迷路のように入り組んでおり本当に出口に向かっているのか不安になる恐怖は少しあったかも。

登場するトラップは
火炎攻め
水攻め
硫酸攻め
刃物攻め
変なゾンビ攻め←こいつが一番わけわかめw

途中で出てくる運営側!?の変な骸骨やつも何が目的なのかいまいちよく分からん🤪敵なの?味方なの?手助けしてくれるぐらいならこんなことしないでよ笑笑

ということでなんてことないCUBEもどきの作品だけど、ラストまで観ると結末もなかなかにぶっ飛んでるので解釈は観ている人に委ねる系と思われる🤔


結末に触れるので行間あけます。












最初は宇宙からの何かかと思ったけど幼い娘が亡くなって、人生を諦めたかのような冒頭から考えると不条理な世界(精神世界?)をさまよい、最後は娘と同じ極楽浄土の世界に旅だったということなのだろうか🤔この世は六道輪廻の辛く苦しい世界。そういった人生における苦しい道のりを経て辿り着いたあの場所。ってこと?
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