のりちり

マークスマンののりちりのレビュー・感想・評価

マークスマン(2021年製作の映画)
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映画館鑑賞。

メキシコ国境で牧場を営む主人公。
違法で国境を越えてくる外国人を通報する。
彼はこんなことをしている場合ではない。
お金がないのだ。

国境を越えてきた母子の母が追いかけてきたカルテルの連中に撃たれて死亡。
母が死に間際に頼んだ親戚のいるシカゴにいるところまで息子を連れて行ってほしいと頼まれる。
最初はそんなつもりではなかったが、自分の身にも襲いかかる相手や自分と男の子の境遇を考えていくうちに送り届けることにする。

確かに腕は百発百中だったけど、派手なところは少な目だったなあ。
そこが残念。

あんなに簡単にメキシコの国境を越えてくるカルテルの悪人たち。
メキシコからシカゴはアメリカ縦断コースで長いんだけど、国土が広いから車さえしっかりしていれば道は広い。
そこまで追っかけるってくるのもすごいよ。

送り届けた主人公は、車もないし、帰る家もない。
どうなるのかなあ。
生きるのか死ぬのか。
と想像するしかない結末が嫌だった。
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