竜とそばかすの姫のゲンさんのネタバレレビュー・内容・結末

映画館で視聴。

音楽がとても素晴らしかった。冒頭の歌がとても印象的❗映画館はアクションシーンなど迫力のある音がすごいイメージだったが、今作のようなキレイな音楽も映画館ではさらにキレイに聞こえる。これは絶対に映画館でみるべき作品‼️

主人公すずと母親との対比が印象的。母親は見ず知らずの子供を助けるためにすずが子どもの頃に亡くなっている。そのため、すずは心を閉ざすようになってしまった。時が経ち、今度はすずが仮想空間で出会った見ず知らずの竜を助けるために奮闘し、竜を救い出す。すずが母親のトラウマを乗り越え、成長したシーン。とても感動した。

中盤、すずと竜が恋愛関係になってそうなあやしい部分があったが、単純なくだらない恋愛映画にならなくてよかった(個人的に恋愛モノは苦手)。

気になる点は竜の処遇について、確かに竜は同情すべき点もあるが、だからといって仮想空間内で竜がひどい行動をしたのも事実で、それがあいまいにされてる？のはなぞ。

個人的な感動シーン。
・最後の父親とのご飯の会話
今までは父親からの問いかけにも素っ気なく対応していたすずだったが、最後の最後で父親に心を開き、笑顔で会話するシーンがとても感動。友人と行ったから無意識にセーブされていたが、一人で見てたら絶対泣いてた。

・合唱団のおばさま方
母親を亡くしたすずの心の拠り所としては長年すずを支えていて、Belleの正体がすずということも知りながら暖かく見守っていた。いざというときはその事がバレるとわかりながらも、すずの力になろうとする姿に感動。