ゴリラ

竜とそばかすの姫のゴリラのネタバレレビュー・内容・結末

竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)
2.0

このレビューはネタバレを含みます

これは音楽を聴きに行く映画です。
1900円で素晴らしい楽曲と歌唱を全身で浴びれるので、その点では映画館で鑑賞する価値あり。
できるだけIMAXで観てほしい。

が、シナリオは終始薄ら寒くてモッタリして無駄が多く展開は全てご都合主義。
キャラクターの一挙手一投足、理解も共感も応援もできなかった。

作り手の伝えたいメッセージは薄っぺらいし矛盾している。
本作鑑賞以来、「竜とそばかすの姫を観てどう思ったか」という問いかけによる他人の判断材料ができた。

また、同じ細田作品で同様にヒットしたサマーウォーズが「One for All」の作品だとすると、
本作は「All for One」的。
サマーウォーズの感動を味わおうとすると期待外れなので注意。

アニメーションは全体を通して素晴らしくディティールへのこだわりも窺えて見応えあり。しかし所々「えっ、そこで?」というところで静止画になっているなど。
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