予告から伝わるサマーウォーズ感
やっぱり細田監督の最高傑作はサマーウォーズだもんね
みんなサマーウォーズっぽい細田作品が観たいんだよね
今回は絶対間違いないぞ!!
…いや、待て俺
最近の細田作品を思いだせ
未来のミライ…(シン・エヴァの予告のバーター)
はっ!!!
俺、バケモノの子以降の円盤買ってないじゃん…
おおかみこどもまでかな…正直
でもさ、今回の予告なら大丈夫じゃない?
もう期待値を必要以上にあげてIMAX課金で鑑賞です
…あっ歌はすっごく良かったですよ
さてと、、
これは私がいけなかったのかな
サマーウォーズの幻影に囚われて
それを期待値に変換して鑑賞した私が悪いんです
時をかける少女も、サマーウォーズも大好きでおおかみこどもだって好きです
だから細田作品が好きだと思ってたんです
私気づきました
細田作品が好きなんじゃなくて
奥寺佐渡子脚本を細田監督が演出する作品が好きなんだと
本作ってどうも演出意図が分からないところが多いんですよね
美女と野獣を構図含めてめちゃくちゃオマージュ(?)してるんですが、美女と野獣のメッセージとは全然重ならないし、ただのビジュアルのトレースのみだったりするので何かそこに必然性を見出せずに鑑賞時のノイズにしかならなかったのです
子供に対する大人の距離感であったり
大人の描き方がすごい偏っていて違和感がありました
何か強い思想を押し付けられているような感覚が終始続くのです
もう少し娯楽として単純にデフォルメした中にメッセージを込めることはできなかったのだろうか
ネットの描き方もサマーウォーズの時のような先進性はなく、何か後退した偏った思想に支配されている印象でした
よし、次回作の脚本は奥寺佐渡子に戻そう!
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劇場名 :109シネマズ川崎
上映日 :2021/07/17(土)
上映時間:18:40 ~
上映劇場:シアター7
上映作品:竜とそばかすの姫[IMAXレーザー]
座席 :L -024