ももんがぁ

味噌カレー牛乳ラーメンってめぇ〜の?のももんがぁのレビュー・感想・評価

3.5
イッテンバッハのポンコツCGの如くな、こんなクソCGギツネに泣かされるとは正直思わんかったよね、ひんひん


サブカル好きなちょっと痛い子の話かな?思ったら後半の衝撃の事実にガチの痛い子過ぎて食べてたゴルゴンゾーラチーズ納豆いぶりがっこカレーを吹き出しそうになりましたよ。

とりあえずゴルゴンゾーラチーズ納豆いぶりがっこカレーってめぇ〜の。って話。



『私パンツ履いてないんです。』からのザコシのええやん。ええやん。の出だしの極悪っぷりにやべぇ映画に手を出してしまった感よ(。-∀-。)

いやはやこれが今話題のチルってやつかい。オラみたいなミスチルしか知らねぇおじさんにはちょいと胃もたれするレベルの重い話よねぇ。

下北沢に憧れるサブカル大好きなJKうつつは祖母のバババーババーババの家業のイタコを継ぐことに反発していたものの、たまたま家に封印されていたCG狐の妖怪ユメの封印を解いてしまい、口寄せの力で肩からシーシャが生えてきたおっさんとか困ってる人を助けて行くんだが、、、


まぁね、タイトルの味噌カレー牛乳ラーメンのパワーワードの如くとりあえずごっちゃごちゃのハートフルコメディ的な内容なものの、序盤から完全に見た者を凍りつかせる滑り散らかしたギャグの応酬で御座いまして、死んだジジイのタンスからAV大量に出てくるくだりのオチは正直小学生が考えたんかな?思うくらい酷いですし、

温水のカツラで笑えるのがチルならまだザコシのミスチルの桜井さんで笑っていたかったよね。

まぁそんなポンコツギャグも去ることながらサブカルと下北沢を愛して止まない主人公うつつのサブカル愛もなんというか時代錯誤感が半端なく、サブカルに恋したきっかけがただのカーディガンなのもちょっと面食らってしまったよね。

確実にサブカルファッションのうつつより地味っ子メガネのうつつの方が俄然タイプな僕は、牛乳なんちゃらラーメンより普通の塩ラーメンくらいが丁度良いのかも知れませんかねぇ。

あと肩からシーシャ生えてきた羊を数えるだけで眠れた試しはナイチンゲールのゴムパッキン斎藤役の人が福田雄一っていうポンコツ監督と同姓同名で笑いました。

まぁここまで書いてるとなんか批判しかしていない様な気もしますが、前半のコメディ展開とは打って変わって後半の展開には非常に泣かされてしまいましてクソCGギツネのユメとの友情をも超越した展開に悔しくも涙涙、、、

本当に大切な物こそ身近にあるよ。ということを気づかされると共に、そんな半人前なうつつが成長して行き、食わず嫌いを克服していく姿には素直に良い映画だったな。と前半と180度違う感想になりましたよね。

どうやら味噌カレー牛乳ラーメンとは青森のご当地ソウルフードらしいんですが、食わず嫌いしていたら良くないですし、僕も長年食わず嫌いしていた友松のKINBAKUシリーズに手を出して見ようかしらめぇ〜?
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