つん

1秒先の彼女のつんのレビュー・感想・評価

1秒先の彼女(2020年製作の映画)
4.1
好き。チェン・ユーシュンが好きだから、期待していたけど、久しぶりの新作がちゃんと独特で嬉しかった。
切なく、爽やかで、愛おしい。

どこがって言えないけど、色彩や撮り方にはミシェル・ゴンドリーに通じるものも感じる。

タイトルが「1秒先の彼女」なのがとてもとても残念。
原題が素晴らしいんだけど、これはなかなか日本公開では難しいとしても、せめて「My Missing Valentine」で良かったのでは?
これは日本の配給会社側の問題だから、作品には全く罪はない。

ラブストーリーがどうこうということよりも、演出やキャラクター、ストーリーの展開がとてもよい。

チェン・ユーシュン作品に生きてる夢みがちな登場人物にいつも心救われる。

登場人物が日本の誰かを彷彿とさせるところも良かった。
主人公-UA バスの運転手-児島だよ チャラ男-アルピー平子 主人公の父-マツモトクラブ
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