サトシ

1秒先の彼女のサトシのレビュー・感想・評価

1秒先の彼女(2020年製作の映画)
3.9
チェン・ユーシュン脚本、監督のSF恋愛コメディ映画。

郵便局に勤めるシャオチーは、誰よりも少し早く行動してしまうせっかちな性格で、同僚の恋人の話しを日々聞いて羨ましいと思っていた。
とある日に公園でインストラクターの男性と知り合い良い雰囲気になりデートしようとしたら、目が覚めると翌日になっていた。デートの日に何があったかを探ろうとして自分の写真を撮った男性を発見する・・・。

【キャスト】
シャオチー:リー・ペイユー
グアタイ:リウ・グァンティン
ダンカン・チョウ、ヘイ・ジャアジャア、リン・メイシュウ、グー・バオミン、チェン・ジューション、リン・メイジャオ、ホアン・リェンユー、ワン・ズーチャン、チャン・フォンメイなど。

「1秒先の彼」を先に鑑賞していましたが、台湾版も鑑賞。
男女が入れ替わっていてこちらの方が自然でした。設定は日本版と比べて詳細ではないですが、十分に楽しめます。
グアタイがバスの運転手で、乗客に爆発の危険性がある事をアナウンスして下ろしてマイカーのように自由に乗り回して、駐禁で切符切られそうになるのは笑えますね。思い出の場所に乗客皆を乗せたまま移動して、浜辺までシャオチー担いで連れていくのは、良かったです。シャオチーがまるでお人形のように勝手にポーズを取らされて写真を撮って、よく思い通りに体勢保っているよなと思えますね。シャオチー役のリー・ペイユーの演技が光ります。シャオチーのお父さんがバスに乗り込んできて、一緒に写真を撮ってあげるシーンが好きです。
悪役で登場しているキャストがあまり悪すぎないので、全体にほんわかして優しさを感じる作品でした。
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