YukiMitsunaga

レンブラントは誰の手にのYukiMitsunagaのレビュー・感想・評価

レンブラントは誰の手に(2019年製作の映画)
3.7
映画の中で絵画そのものを嗜むってことそういえばあまりなくて、美術品として映された絵画はカメラによって見せるところがクローズアップさせられ、確かに肉眼で鑑賞する時とは全く違う見方ができ新鮮だった。しかし、視点や見方、意味合いが強制され、美術品を見る時のゆとりや余白がなかった。映画というメディアがいかに鑑賞の余白を切り取るのか、鑑賞する者の思考を奪うのか再認識させられる作品だった。
レビューにも多くあるが、自分の教養の無さが悔やまれる作品だった。絵画への造詣が深ければ自分では分からなかったそれはもう様様な見方や発見や面白さがあったんだろうなって思う。
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