このレビューはネタバレを含みます
医師として以上に人としての関わり。
診てもらう側は心強いだろうな。
豆腐屋さんのご夫婦。
八代亜紀を歌うご主人の姿を見て涙する奥さん。病気に囚われる日々のなかで、本来のその人らしい姿が戻る瞬間はとっても尊く思える。身体が弱っても、好きなものや習慣なんかを大切にしながらわたしも関われるようになりたい。音楽って本当に心がタイムスリップしたような感覚になれるからすごい。
大病院への不信感。
忙しくてご家族への対応が不充分になる急性期病棟の事情もわかるから、患者家族の言葉が心苦しかった。
リビングウィルをきちんと書き記して自宅で最期を迎えられた方。
麻生さんの演説も印象的だった。
往診でも外来でも、コミュニケーションの取り方がすごく素敵だった。患者さんはみんないい顔してたな☺️終盤のシルバーカーの円背のおばあちゃんめちゃくちゃ好みです。