すのう

ホイットニー・ヒューストン I WANNA DANCE WITH SOMEBODYのすのうのネタバレレビュー・内容・結末

3.9

このレビューはネタバレを含みます

アガサ・フランクリン、ドリーム・ガールズ、ボヘミアンラプソディ、エルヴィス、ロケット・マン、ジャージー・ボーイズ…
歴代ミュージシャンの栄枯盛衰を描いた伝記映画はいろいろ見てきたけれど、一人の歌手として今作ホイットニーが一番魅力的に感じた!
彼女の歌はもともと個人的に好きだったのもあるけれど、人として親しみやすくて魅力的な人だと思う。
スポーツの開会式でジャージ姿で歌うシーンと、映画製作の話が来て乗り気じゃなかったのに、相手役の俳優の名前聞いた途端快諾するシーン好き(笑)
主演を演じた女優の演じ方がとても良くて、ホイットニーを身近な人物のように感じた

成功や金銭問題で親しかった人物と関係性が複雑になってしまったり、飲酒またはドラッグで身を滅ぼしていってしまうのは他の伝記映画に共通していてお約束感があるけど、やはり薬物は一度やると怖いんだなと💦
しかし、あまりにも成功しすぎた人間が抱えるプレッシャーや孤独感を思うと彼女の行動を否定しきれない

彼女が同性愛経験があることは知らなかったけれど、その後の元彼女との関係を大切にしていたり、良心的な音楽プロデューサーから大切にされている姿から彼女の人となりを感じる。

これからも彼女が残した名曲を楽しみたいと思った
すのう

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