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科捜研の女 -劇場版-の0のレビュー・感想・評価

科捜研の女 -劇場版-(2021年製作の映画)
2.0
キャッチコピーにある『世界同時多発不審死』は、煽り過ぎ。ドラマシリーズの劇場版は、力を入れ過ぎて、肩透かしな展開になる(「相棒」とか「トリック」とか)から、「科捜研の女」もそうなると思ったが杞憂だった。

CMを見て、佐々木蔵之介氏のマッドサイエンティストみたいな表情を見て、『世界同時多発』 、『20年の集大成』の煽りを見て、なんだかお祭り騒ぎのとんでも物語になるのでは無いかと、勝手に危惧していた。

東京と行ったり来たりはするものの、舞台はちゃんと京都で、科捜研メンバーのチームプレイ、土門マリココンビを中心に話は進み、過去メンバーが要所に登場する。小ネタも楽しかった。星百合子の出演はすごかった。過去に撮影して放映しなかったものを出したのかな。

ドラマシリーズと規模が変わらず、こんな煽りを付けなくてもよかったのにな、と思った。「規模が変わらない」ということは、他のレビュー通り2時間スペシャルの域を超えてないのだけれど…。そこはファンの贔屓目ということで。こんなご時世で劇場に行くのはどうかと思ったが、やはりあのテーマ曲を大音量で聞いたらワクワクしたし、集大成と銘を打たれたら欲望に負けた。

紅葉をバックにしてのビジュアルの意味が分かった。そっちのポスターの方が好き。
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福山潤って最後に出ただけか
一体どの層向けの客寄せパンダだったんだ?別に邪魔になるような出方では無かったが彼を起用する意味のある役でもなかった。こんな一瞬の出演では彼のファンを取り込むことはできないと思う。

日曜日11:20の回
客層は4,50台女性お一人様and老夫婦だった。

https://kasouken-movie.com/

「著名人おススメ映像」ということで公式ホームページに関智一氏もコメントを寄せているけど、なんかな…。もっと縁のある人のコメントが見たかった。当たり障りのないことしか言ってないし。

脚本の櫻井武晴さんの肩書が「名探偵コナン」になってたけど、櫻井さんは昔から「科捜研〜」だし「相棒」のイメージが強くて、何故コナン…。昔から携わっている脚本家さんだって分かっているからそんな肩書もいらなかった…あ、コナンファンを呼びたかった?
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