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THE TEALLS ~クオルテ・トルチュの攻防~

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THE TEALLS ~クオルテ・トルチュの攻防~の作品紹介

THE TEALLS ~クオルテ・トルチュの攻防~のあらすじ

超能力=α(アルファ)を持った人間が当たり前に存在する世界。 「水を炭酸水にするα」を持つ主人公:館林白は、αの学校:滝の茶高校の探偵サークル「THE TEALLS(ザ・ティールズ)」のメンバーと共に、最凶α犯罪集団「CORUTE TORTUE(クオルテ・トルチュ) に立ち向かって行く。笑いながら泣ける、超爽快超能力コメディ。

THE TEALLS ~クオルテ・トルチュの攻防~の監督

北林佑基

THE TEALLS ~クオルテ・トルチュの攻防~の出演者

北林佑基

三江彩花

新免宏太

松井昌

多田羅りむ

原題
製作年
2018年
製作国・地域
日本
上映時間
104分
ジャンル
コメディ

『THE TEALLS ~クオルテ・トルチュの攻防~』に投稿された感想・評価

tetsu
3.4
『地球星人(エイリアン)は空想する』が公開休止になった際、作品を楽しみにしていた友人(通称:鋼鉄隊長)と共に自宅で観賞会を実施、『恋愛電話』とあわせて鑑賞。

特殊能力"α"(アルファ)を持った人々が存在する世界。彼らが通う学校に所属する探偵クラブのメンバーは、へっぽこ能力者ばかり。
水を炭酸水に変える、靴から野菜が出る、瞬間移動をしてすぐ戻る……etc
とある依頼から、組織の暗躍に気づいた彼らは、力を合わせて、アジトに乗り込むのだが……。

『恋愛電話』の監督・北林佑基×脚本・松本佳樹コンビが神戸芸術工科大学所属時代に手掛けた長編自主制作映画。

いわゆる「X-MEN」的な超能力学園ものではあるのだが、キャラの能力が全員ポンコツという辺りから、ディズニーのヒーローもの『スカイ・ハイ』を思い出したりもした。

脚本の松本佳樹さんは『地球星人……』公開時のパンフレットで、平成ライダー好きを公言しており、探偵クラブの猫探しで始まる冒頭は、もろ「仮面ライダーW」だったし、随所でキャラクターがボケる感じも近いような。

また、ボケという点では物語が停滞するレベルの応酬が続くため、若干、滑ってる感じ含め、福田雄一作品の影響も感じられた。

当時は、まだ「勇者ヨシヒコ」シリーズが高く評価され、ファンも多かった時代であり、各キャラクターにネタ的なやり取りを用意しており、学生映画ゆえ、同級生からのウケ狙いを考えて、その演出を選んだのかなとも思った。

正直、90分越えの力作とはいえ、総じてグダグダしているので、高評価はつけがたい。

しかし、主演兼監督の北林さんが双子であることを活かした展開や、クライマックスにかけて、超能力の設定が活かされる展開があったり、伏線回収など、物語の基本を抑えるとこは抑えているので、満足度はある。

超能力者バトルで、各能力の弱点をつく後半は、ジャンプ漫画的(「るろうに剣心」「HUNTER×HUNTER」)でもあるし、「ヒーローとは何か?」を主人公に語らせるクライマックスも、ヒーロー映画論的に楽しめる。

というわけで、学生映画ならではの拙さはありつつも、所々で光る場面が多かった本作。

ハイセンスなオープニング&エンディング(長回しダンスシーンの青春感よ!笑)など、編集にもこだわりを感じる作品で、世田谷センスマンズの遊び心を強く感じられる一作だった。


【Next Movie's HINT】
北林監督の作品
>>世田谷センスマンズ作品