Haruki

戦艦バウンティ号の叛乱のHarukiのレビュー・感想・評価

戦艦バウンティ号の叛乱(1935年製作の映画)
3.9
18世紀末に起きた実際の事件を基に、英国海軍の戦艦で勃発した叛乱を描いた歴史スペクタクル。

港からの出発、タヒチへの道行き、タヒチでの滞在、そして帰りの航海での叛乱。

長い時間と幅広いドラマを高い熱量で描き切っている。
タヒチでのロマンスも含みながら、叛乱に向かって船内の緊張感が高まっていくストーリーテリングは見事。

クリスチャンとバイアムの友情はドラマの重要な要素になっている。

エリソンと船医のキャラがまたいい。

クラーク•ゲーブル、チャールズ•ロートン、フランチョット•トーンの演技は熱く魅力的。
ちなみにこの作品のおかげでアカデミーの助演賞が創設されたらしい。
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