MMM

コンフィデンスマンJP 英雄編のMMMのネタバレレビュー・内容・結末

4.2

このレビューはネタバレを含みます

今までのドラマや映画とはちょっと雰囲気が変わって、警察組織VSダー子さん、しかもボクちゃんリチャードとはライバル関係という設定
個人的にはボクちゃんリチャード、ダー子さん達がわちゃわちゃ騒いでる展開が大好きだったので、中盤のシリアス展開とか怖い雰囲気のリチャードとか色々な意味でしんどい(いい意味でもある)

ヴィーナス像のレプリカをダー子さんが注文しに行ったときのおじさんのシルエットが明らかに角野卓造で、あっツチノコさんは生きてるんだって気づいてしまった。けどダー子さんあたりと手を組んでるのかな…?と最初の方は思ってて、やはりいつも通りどこまでが本当でどこまでが嘘かわからない状態に。


ボクちゃんがレナさんのこと本気で守る姿めっちゃカッコよかった。瀬戸康史のアウター肩通さずに着てるのもめっちゃカッコよかった。ボクちゃんとインターポールが2人で画面に写ってるシーンとか顔が良すぎてスクリーンかち割れそうだった。
ていうか瀬戸康史のキャスティング「ルパンの娘」を意識してなのかな???完全にお宝部屋にいる瀬戸康史がルパンの娘のそれだった。あとお宝部屋でとち狂ってる瀬戸康史面白かった。ルパンの娘から警察役に抜擢されたのかなーと思いきや、まさかの正反対の大泥棒役!!!!ドラマ好きにはたまらん

ダー子たちが警察に捕まって、え、本当に捕まったの???ここから警察騙して脱出するのか!?とか色々どういう展開になるのかワクワク想像しながら見ることができた。

ボクちゃん騙されてたってことは牢屋でダー子さんのこと抱きしめてたのは本心ってこと?????????えっ、やだボクちゃんダー子さんのこと守ってあげたい、普通の女の子にしてあげたいってそれもうどういうことですか???????

映画冒頭で、「警察組織をも手玉にとって信じ込ませるのが真のコンフィデンスマンだ」みたいなことを、ダー子さんが言ってて、これが伏線で松重さん演じる日本警察を騙して、インターポール瀬戸康史が真のお魚かな?とも途中で思ったけど、あのセリフはどうやらミスリードだったらしい。松重さんも子猫ちゃんかい!!!!

このネタ持ってきたのがコックリっていうのも良かった…あの子は本当に心が綺麗でやっぱり詐欺師にならなくてよかったよ…

赤星さんがちゃっかり仲間になってるのが笑った。ほんで最後本物のお宝割っちゃうのかわいいし、騙されてちょっと嬉しそうなのもかわいい。赤星がちょっと可愛く見えた。
松重さんのボクチャン兄さん、モナコ姉さんっていうセリフもクッソ笑った。

ほんで最後、真木よう子がインターポールマリムラで、関西弁キャラがめっちゃ良い。今度ダー子さん達と絶対対決して欲しい!!!!瀬戸康史と司法取引して、真木よう子VSダー子さんがみたい!!!次回作でお願いします。 

てか冒頭でだーこがやたらラストコンゲームラストコンゲームっていうから、今回の映画で最後なのかなって思って勝手に感傷的になってしまったけど、ちゃんと次回にも繋がるラストで安心した。

ツチノコさん生きてるのは序盤で分かったけど、まさか最初からダー子さんたち3人を騙してて、お金まで騙し取るとは流石すぎる。最高のオチ。
てかダー子のお父さんがツチノコ…?これも次回作以降の伏線になる…?

そして生瀬勝久何回騙されとるねんって感じだけど、鳥獣戯画の曲が頭から離れないし「しーんぱーいなかりけりー」って歌詞がツボすぎて最後までニヤニヤが止まらなかった。
城田優とか、マルタ島で婦人のために騙し合いに協力したはずなのに、しっかりダー子の仲間になってて2.5次元ミュージカルやってるの笑うんだけど。  

この映画のもう一つ感心できるところは、予告での煽り文句も伏線になっているっていうこと。予告キャッチコピーの「英雄はいつだって嘘をつく」っていうの完全に本編の伏線ていうかネタバレ。映画見た後に予告見て、やられた〜ってなりました、、
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