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アウシュヴィッツ・レポートのtomoのレビュー・感想・評価

3.7
アウシュヴィッツ強制収容所にてどんな事が起きたのか目をそらしてはいけない、忘れてはいけない悲劇がある。
実態が分からないだけで周りは何もしてくれない、自らが命を懸けて救難信号を出さなければならない…戦争は人を変えますがそれだけではないドス黒くて重たい何かがあるように感じます。
人は何日間も食べていないと視界が歪み、耳鳴りがして、地面に倒れ込む、その様子が画面を通して痛いほど伝わってきました。
『俺たちはもう死んでいる、生きている人のことを考えろ』と見送った仲間の心境は‥
ホロコーストの真実の歴史を後生に伝えるために生々しく表現した作品です。
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