アウシュビッツで起きたことを、淡々と描いており、その惨さがリアルに伝わってくるだけに胸が締めつけられる。
「どうして人間はここまで残酷になれるんだろう」
観終わったあと、頭に浮かんだのは
「なぜ?…
アウシュビッツ収容所でのナチスの残忍な行為を記録したレポートを命がけで持ち出したユダヤ人2人。
それまで収容所で何が行われているか知られていなかった事に背筋が凍る。
何日間も飲まず食わずで雪の中で立…
今年アウシュビッツ収容所に行くことにし、色々見ておこうと思い鑑賞。
脱走した人が吊るされて わーい!戻ってきたぞ!と書かれるのがなんとも胸糞悪かった。
言うまでもないが、人間が人間にした所業として最…
1944年の史実に基づくスロバキア系ユダヤ人男性2人のアウシュヴィッツ強制収容所からの脱出を描いた作品。題名は彼らが持ち出した資料を元に制作され、強制収容所の実態を初めて世に知らしめ、後に12万人の…
>>続きを読む強制収容所の出来事が知られていなかったことにビビる
ナチス側にすれば
周知に知られることは不利だよね…
仲間たちを助けるために
収容所の酷い状況を伝えるため
2人の青年が脱走試みる話
最後まで…
アウシュビッツから脱走し、収容所内の実情を伝えた二人の話
この二人の訴えに対する対応の杓子定規さも今だからこそ憤りもするけれど、当時それを素直に信じられるかと言う話だよな
そして結局アウシュビッ…
最後の最後に一番の恐怖が待ち受けていた
“過去を忘れる”どころか全否定
一片の記憶も無さそうな言葉たちと、背後に聴こえる熱烈な支持の音
これほど心寒いエンドロールがあるだろうか
冒頭の言葉など、もう…
生きる為、1人でも多くの仲間の命を救う為、命をかけてアウシュビッツの情報を持ち出した者がいた。彼らが息を潜め、逃げ出し、走り続ける間にも何百という命が奪われていた。1秒でも早く伝えなければいけない。…
>>続きを読むアウシュビッツから逃げ切れた2人の方の実話。
収容所の管理者たちの言葉、行動が本当に狂っていて寒気がした。
生き残った者だけが知る、炎の雨が降り注ぐことへの願い。自分の身を犠牲にしてでも、その先の苦…
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