アウシュヴィッツから抜け出し、実情を世間に知らせた2人のお話。
やはりホロコースト作品は辛い描写が淡々と描かれて心にずっしり来ます。逃げているシーンは少し酔いを誘ういました。
彼らの行動は結果的にアウシュヴィッツ送りになる予定だった数万の命を救ったことになるが、実際一緒に過ごし彼らを信じ将校に告げ口をしなかった仲間たちが救われなかったのはとても悲しい。
というか、まずアウシュヴィッツへと送っていた各国が虐殺などを知らなかったっていうのが驚きだった。そんなだいそれたことすぐ分かりそうだが?支援物資を届けに行った赤十字の人たちが事故でなくなったなんて怪しすぎるのでは…ユダヤの人達だけでなくほかの人々も焼却炉にかけられたのも知らなかったから驚きました。