デンゼル・ワシントン、ジャレット・レト、ラミ・マレックが共演したとっても硬派なサスペンス映画。
この3人いるだけワクワクしたので視聴。
【キャスト】
ジョー・"ディーク"・ディーコン保安官: デンゼル・ワシントン
ジム・バクスター刑事: ラミ・マレック
カール・ファリス署長: テリー・キニー
サル・リゾリ刑事: クリス・バウアー
ジェイミー・エストラーダ刑事: ナタリー・モラレス
フロー・ダニガン: マイケル・ハイアット
アルバート・スパルマ: ジャレッド・レト
監督は、オールド・ルーキー、ザ・テキサス・レンジャーズのジョン・リー・ハンコック氏。
【ストーリー】
1990年のカリフォルニア州カーン郡(結構な田舎と認識)。保安官のジョー・ディーコンは、上部団体のロサンゼルス保安局に呼び出されたある娼婦の殺人事件についての証拠集めを命ぜられる。事件を担当するバクスター刑事と現場へ向かったディーコンだが、殺された娼婦は過去自分が担当した事件と酷似した形で殺されていた…。
【総評】
これは、中々重苦しい。サスペンスというよりも登場人物達の嘆きが聞こえて来るような作品。
ちょっとネタバレなく伝えるのが難しいがデンゼル・ワシントンが兎角、素晴らしい。マクベスでも存分に狂気に満ちた演技をしていたが、本作も負けず劣らず。狂気と捉えるかもう壊れてるから、あの形でしか動けないのかって所は何となく解釈が入りそうではありますが。本作も一つの狂気の体現な気はします。
彼の話しかしてませんが、ラミ・マレックもジャレッド・レトも存在感はあります。ただ、デンゼル・ワシントンが頭一つ抜けてると私は感じました。
【あとがき】
ハウス・オブ・グッチのジャレッド・レトも好きですが、やっぱり彼には髭面が似合いますね。