「現代人が古い制度に置かれたら、人間は壊れる」
31歳の皇太子と伯爵家の令嬢とはいえ19歳の保育士。
どう考えても王室に入るだけの心の準備が出来ていたとは思えない。
実際、婚約前は健康的な体型だったのに結婚が決まった途端に痩せましたよね、ガクンと。
「日の光を魔法に注いではいけない」
光はダイアナのことで、魔法は古めかしい王室のことかな。
常に注目はダイアナで、自分は脇役の不満がチャールズを不倫に走らせたらしいけど、そんなの理由にならないし。
特殊な環境で育ったが故か、初恋の相手に執着してしまう心理は分からなくもないですが。
ダイアナが育った家も母親が出ていってるんですよね。
途中のチャールズのインタビューがウソをついてる人の典型だった。
例--質問に対して質問で返す、自分のことを訊かれているのに他人の話をする、等。
(別居後のダイアナのインタビューでは不倫をハッキリ認めていたり、立場が違うとはいえ対照的)
ハッピーエンドはないって分かってましたけど…。
陳腐な言い方だけど、彼女は男運がなかったんでしょうね。
生きてればノーベル平和賞とかもあった気がします。
葬儀のときの残された王子の目がなんとも言えないです。
チャールズが王位継承したタイミングで2本もダイアナ妃の映画が公開されるのは何かあるんでしょうか。