るい

セイバー+ゼンカイジャー スーパーヒーロー戦記のるいのレビュー・感想・評価

4.0
ついに姉さんと巡る
スーパーヒーロー大戦の旅も最終回
ってことで
今作は仮面ライダー50周年
スーパー戦隊45作を記念して作られた作品
この年に活躍していた
「仮面ライダーセイバー」
「機界戦隊ゼンカイジャー」をメインに
偉大なる2大ヒーローのルーツに迫る作品
話は
サウザンベース(仮面ライダーセイバーに出てくる主人公が所属する組織の施設)
のちょうど真上の宇宙に存在する
戦隊、仮面ライダーの書物が
"世界を揺るがす禁書"として封印されていた
「アガスティアベース」があり
そこに同時に封印されていた
「アスモデウス」という怪人が蘇り
禁書の封印が解かれる
一方でいつものような日常風景の
「ファンタジック本屋かみやま」では
見知らぬ書物が、何冊かあるのを見つける
その本は違う作品とつぎはぎに合わさっていて、さらにその本は光り出し
あれよあれよという間にみんなは本に吸い込まれるのだった
⚫︎神山飛羽真(仮面ライダーセイバー)
⚫︎ユーリ(仮面ライダー最光)
⚫︎芽衣ちゃんは
ゼンカイジャーの世界へ飛ばされる
と同時にゼンカイジャーのほうも
⚫︎五色田介人(ゼンカイザー)
⚫︎ブルーン
⚫︎ガオーン
⚫︎マジーヌ
⚫︎セッちゃん
が逆に仮面ライダーセイバーの世界に飛ばされていた
混乱したこの世界で何かが起きようとしている
そしてそんなヒーローを見つめ
絵を描く謎の少年、章太郎とは?
今回は第四の壁(要は現実と架空の境界線)
を超えた話
ちゃんとそれにおいての説明や具体的に描かれてることによって
今回は両方の世界観を崩さず完璧に描かれているという
ようやくスーパーヒーロー大戦において
まともな作品が出たなっていうのが第一印象
その鍵を握るのが
両者の生みの親
漫画家「石ノ森章太郎氏」であるが
これを演じるのが鈴木福くんっていうのが🤣🤣🤣🤣
更に豪華ゲストキャラも
第四の壁が禁書の解禁により曖昧になったせいで彼らは様々な物語の世界に行くのだが
「西遊記」の世界では
お釈迦様が「オーマジオウ」
孫悟空が「モモタロス」
沙悟浄が「ウラタロス」
猪八戒が「キンタロス」
三蔵法師が「リュウタロス」
で登場
とにかく世界観がめちゃくちゃ、だからこその展開が面白い
普通にライダーに変身したり
デンライナーも出てくる
更に後半には「常盤ソウゴ(仮面ライダージオウ)も出てくる
一方で
「里見八犬伝」のせかいには
⚫︎ショウロンポー(リュウコマンダー)
⚫︎ラプター283(ワシピンク)
⚫︎ドギークルーガー(デカマスター)
⚫︎谷千明(シンケングリーン)
⚫︎押切時雨(キラメイブルー)
⚫︎飛電或人(仮面ライダーゼロワン)
が出てくる
やっぱり
「百鬼夜行をぶった斬る地獄の番犬」の
デカマスターの名乗りはいつ見てもカッコイイ🤣🤣🤣
そして物語は「ヒーローの定義・存在意義」とはという深いテーマに入って行く
これが本当によくできていて
ヒーローの本質は人間であるというのを
明確にしてるのが、凄い納得なのよ
まあこんな難しいテーマを
ライダー、戦隊を使うことによって
分かりやすくできている
だからそれを生み出した
石ノ森先生の偉大さを知る映画にもなってるのが凄いと思った🤣
ヒーロー信者の為の映画や!
終盤のヒーロー大集結のまとまりが良い
「意味が無かったらこんなに続くわけないじゃん」その通り!
ヒーローは偉大なり
これをマラソンのラストにもってきた甲斐があったなぁ🤣
姉さん6月からお付き合い
ありがとうございました
さあ次からは何を観ましょうかね🤣
るい

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