樺太柳葉魚

アフリカン・カンフー・ナチスの樺太柳葉魚のレビュー・感想・評価

4.4
ヒトラーと東條英機が生きていた!は、まあ良いですよ。ありがちだし。しかし何故に二人の行き先がガーナなのか。いきなり謎の展開。東條英機は空手の達人だし。いや、本当に達人だったのかもしれないけど、拳は光らないだろう。何故に光るのだ拳。そしてガーナ人は関西弁。もう、このセンスは一体何に根差しているのか。どんな種を蒔いたら、こんな異色の花が咲くのか。ガーナ人、カンフーやってるし。やるなとは言わないけど、何故にカンフー。蛇影拳。ゲーリングは黒人だし。設定がむちゃくちゃな割に、主人公アデーの成長物語というしっかりした展開だし。東條英機、脱ぐとなまっちろいわ、わがままボディだわ、なのに強いわ。何しろ面白くて仕方ない。
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