Devon Bostickと『Stranger Things』のNatalia Dyerが主演の映画という事だけしか知らずに観たら、『シカゴ7裁判』と同じ時代、人種差別、公民権紛争、白人至上主義が根底に流れる1972年のアラバマ州が舞台だった。青年とミステリアスな若い女性の出会いと、ちょっとサスペンスフルな恋情、Racismに苦しむ幼馴染との友情と、それぞれが負っている過去の精神的傷と、精神病院のドクターの父親との確執を描いている。映画全体を通して、何とも言えないノスタルジックな雰囲気で、監督Philip Harderは、ミュージックビデオ製作で有名な人と知り、アーティスティックな映像の理由が分かった気がする。1994年出版の同名の小説 by W. Glasgow Phillipsの映画化。