黒人であること
女性であること
その呪いからの解放
序盤は威圧的な父親の支配や夫の虐待
姉妹が引き裂かれる場面などが辛くて
あーしんどい、音楽にも乗り切れない
なんて思っていたけれど
気の強いソフィアの「Hell No!」辺りから
シュグの登場で、あー救われるかも
と希望が見出せて話に入っていけた
シュグは不思議な立ち位置ではあるけれど
セリーの味方であり一番に励ましてくれる人で
演じたタラジ・P・ヘンソン
こんなに歌が上手いんだ!とお見それしました
舞台版でもセリーとソフィアを演じたという
ファンテイジアとダニエルが素晴らしいのは
言わずもがなだけれど
正直、ミスターなんて焼き払った畑で
くたばってしまえばいいのに!と思った
最後にあんな改心しました!みたいに
いい人感を出してくるのはズルいな
スピルバーグ版はかなり昔に観たので
こういう感じだったんだっけ?と
話を理解するのに当時は幼すぎたのかも
ウーピーのカメオ出演も見逃せない
ジョン・バディステが出てるなんて
知らなかったよー
そしてアフリカから戻った家族の
同じ生地で揃えた服装がオシャレ過ぎた