カラーパープルのJunpeiのレビュー・感想・評価

元々音楽的な要素の強い作品だっただけに、ミュージカルの親和性は強かった。特に本作のキーでもあるゴスペルやブルースを基調としたミュージカルで良かった。1985年版というか原作を既に知ってる体で物語が進んでいく、1985年版はあまり強く物語の解釈をしなかったが、今作はより解釈を深めた描写や描かれていない部分(イギリスによるアフリカの植民地化や同性愛の描写)があった。その分、やや説明描写が多くなっていたのは否めない。