メタ壱

漁港の肉子ちゃんのメタ壱のレビュー・感想・評価

漁港の肉子ちゃん(2021年製作の映画)
4.2
男運が悪く波乱万丈な人生を送ってきた巨体な“肉子ちゃん”と娘の喜久子の、とある漁港の町での生活を描いた、ヒューマンコメディ作品。

人生には、辛い事も悲しい事も、痛い事も切ない事も、汚い事も黒い事もたくさんあります。
だけど、それらも含めて、人生はただ生きているそれだけで良いんじゃないかと感じました。

人生とは、そこに生きてる様々な生き方と考えと感じ方をもった人達が関わる事によって作られる箱庭。

そこで何を考え何を感じるかは自由だし人それぞれ。

人によってその世界の見え方は違うけれど、そんなそれぞれの持つ世界が重なり合って混じり合って今僕たちが生きている大きな世界が作り上げられています。

辛い事も多いけれど、生きる事って悪くないなって思わせてくれる作品でした。

「生きてるだけで丸儲け」
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