漁港の肉子ちゃんの作品情報・感想・評価

「漁港の肉子ちゃん」に投稿された感想・評価

このレビューはネタバレを含みます

いかにも「大阪人好み」な作品。「じゃりん子チエ」や「おじゃまんが山田くん」と同じようなノリ。笑いあり涙あり、そのバランスが上手い。

キャスティングは明石家さんまファミリーという感じ。キムタクの娘が出るなら、肉子ちゃんは工藤静香が良かったのでは?とか、キムタクも何処かで出演出来なかったものかという勘繰りよりも、明石家さんまがどこにいたのかが気になった。あと、宮迫博之も出演。吉本よくOKしたな…と思った。
 ほぼ昭和の世界観だ。映倫G(誰でも鑑賞できる)だが、小学校の低学年以下は理解できないことがたくさんあると思う。
 ラストシーンは特に説明に困る親もいるのではないか。たしかに洒落は効いている。昔は赤飯を炊いてお祝いしていた代わりに、赤い饅頭を見せる。しかしどうしてお祝いしたのかを説明するとなると「家」の存続といった、やや封建的な考え方を説明しなければならない。未婚、晩婚、それに生涯未出産といった現代の女性の生き方に真っ向から対立する考え方だから、説明してもいまの子供が理解するとは思えない。
 本作品をプロデュースした明石家さんまは娘に「いまる」という名前をつけた。有名な話だからご存知の方も多いと思うが、「いまる」は「生きてるだけでまるもうけ」の省略だそうだ。他人の名前にケチを付けるつもりは毛頭ないが、本作品が「生きてるだけでまるもうけ」という浅い世界観にまとめられているのが、少し残念である。
 冒頭のCocomiのナレーションは落ち着いた柔らかい声でとてもよかった。「◯◯歳、ボロボロだった」のオチが繰り返される肉子ちゃんの人生のまとめもよかった。大竹しのぶの声は流石のひと言である。どうしてさんまなんかと結婚したのだろうか。いや、そんなことはどうでもいい。
 バスケットボールの挿話はありがちな話で、大して面白くはない。小学生の人間関係の大部分は学校での人間関係であり、悩みの殆どもそこにある。どうしていいかわからないキクコに対して、肉子ちゃんが「行きたくなかったら行かなければいい」という単純で明快な答えを投げかける。それをきっかけにキクコの心が軽くなるという訳だが、現実の小学生の人間関係は、教師も絡んでもう少し複雑だ。小学校高学年の女子が観たら、あまりの単純さに溜め息をつくだろう。
 それでもいいところはふたつあった。ひとつは、みうの声を担当した吉岡里帆。唯一の相手役である肉子ちゃんを包み込むような温かい声に、やられました。
 もうひとつは稲垣来泉ちゃんが歌った吉田拓郎の「イメージの詩」である。吉田拓郎には「流星」のように、地面を這い回るような人生を、地面からと俯瞰したところの両方から歌うようないい歌がある。「イメージの詩」は吉田拓郎のデビューシングルであり、小説その他のあらゆるデビュー作と同じように、作者のすべてが詰まっている。
 稲垣来泉ちゃんはこの難しい世界観の歌を精一杯歌っている。声もいいし、歌い方もいい。子供の声なのに、なぜか吉田拓郎の世界観がひしひしと伝わってきた。本作品の世界観と相容れないこの歌を主題歌に選んだのはどうしてなのか。本当は明石家さんまは「生きてるだけでまるもうけ」などとはこれっぽっちも思っていないのかもしれないが、この歌のシーンだけ急に作品の世界観が深まったことだけは確かだ。
aki

akiの感想・評価

3.8
肉子ちゃん近くにいて欲しい。
フレンチトースト食べたくなった。
いっぱい泣けたー!
心温まるほうの泣き!
原作読んでない勢。

海獣の子供のバキバキ絵の余韻が、きくりんにちょっと入ってて?好きなキャラデザだった!
きくりんの語りが良すぎて、オープニングからちょっと泣ける(なにも起きてない)

ら〜!方言きゃわ〜
滝沢カレンの声わかんなかったから、また見たいンゴー
いけだ

いけだの感想・評価

3.0

うおんうおん泣く肉子ちゃんが愛おしくてでもちょっと切なくなって気づいたら一緒に泣いてた
sk

skの感想・評価

3.8
ストーリーは言うまでもなく良いし、絵がかわいいし綺麗。エピソードを詰め込み過ぎず、原作とは違うアニメならではの良さもありうまいことまとめてた。実写でなくアニメ化で正解や。

小説で読んだら素敵なお話し。

映画、プチプチ肉子ちゃんアニメーション入ったり、忙しなくて物語に没頭が出来なかった。

運動会のおいなりさんとミスジのステーキ美味しそうだった。

子役の歌も素敵だった。
妖精さんみたい
しんこ

しんこの感想・評価

3.7

このレビューはネタバレを含みます

ワンデーフリーパス楽しい。3本目。
流れ着いた漁港の村で暮らしてる、肉子ちゃんと主人公の小5の娘キクりんとの母娘の物語。漁港の町の風景はとても綺麗だし、肉子ちゃんの肉の躍動感もスゴくて、かなりレベルの高いアニメと思いました。そして登場キャラも良いですね、特に変顔の二宮君が素敵です。肉子ちゃんとキクりんは本当の親子じゃないのもあり、愛情は溢れているもののベッタリすぎない微妙な距離感がリアルなんでしょうけど、もっとベタなほうが泣けますね。てか十分泣いたのでこれ以上やられても困りますが。とても素晴らしい作品ですが、最後の最後にさんまさんが出てきたことで、なんか嫌な気分になって余韻に浸れなくなってしまいました。そこは出しゃばらないで欲しかったです。
アニメのクオリティが高く、まずは映画館で見る意味がある作品だったなあ、と。
そして内容の方も、かなり王道の少女の成長譚ではありますが、笑って泣けて感動できる素晴らしい一本でした!
カカオ

カカオの感想・評価

3.2
劇場のロビーで思いたって、急遽、鑑賞する決意になった。

原作はずっと前に既読。
ボロボロになっても明るく楽しく元気に生きる肉子ちゃん。失恋のたびにに引っ越ししてキクリンと辿り着いた北の漁港。焼肉屋の手伝いで生計。

主人公は肉子ちゃんというよりは、娘のキクリンだ。学校の友人関係、母親との生活、貧しくても元気に過ごす毎日をキクリンの目線で綴る物語。










「となりのトトロ」へのリスペクトを感じた。
トトロの昼寝、
雨の中でバスを待つ風景、
夢なのに夢じゃなかったの表現。


漢字熟語をバラバラにして表現するところは、文章じゃないからわかりにくい。


肉子ちゃんがゆるキャラっぽくなっており、読んで想像していた印象とは違ったが、それなりに楽しめた。

肉子ちゃん、プリマハムのキャラクターのソップリンに似ている。


キクリンの声優、Cocomiが良かった。キムタクの長女なんやね。
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