大昔に中野で見たんだけど、その時はとにかく凄いものを見てしまった！！と衝撃だったのは覚えている。ただ、話の詳細とかほとんど忘れてて、それでも凄かった！衝撃的だった！という記憶だけはあったので、今回の上映で改めて見てみることに。
…90年代頭ってこんな感じだったね。なんかこう、突拍子もない行動に出るけど心はピュアで…みたいな女の子が主人公になるのが多かったような。まだまだ若かったので若気の至り（？）フィルターみたいなのがかかっていたのかもしれない。
ただ、どのシーンも絵になるし、光の柔らかな感じがとても綺麗。
当時の自分に聞いてみなきゃわからないけど、光の柔らかい感じとか、突拍子もない兄妹のファンタジーにやられちゃったかな、若い自分。
帰り道、静かに興奮していたのだけはよく覚えてる。
今見ると、危うい兄と妹のファンタジーから現実が透けて見えてしまう、というかどうしても現実を見てしまうんだよね。だもんで、話には乗り切れず。映像の、特に光の美しさはいいなと思ったけれど。
好きな人がいるのもすごくわかる。
ただもう、私はちょっとな…って思ってしまった。成長したのか心がスレまくったのか…
