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ある用務員のkuのレビュー・感想・評価

ある用務員(2020年製作の映画)
3.7
用務員の正体とは。

内容は、高校の用務員として勤務している深見。父親が元暴力団員だった深見がそこで働く理由は、父親の兄弟分である真島の娘・唯を守るためだった。暴力団の抗争の激化により真島が殺害され、跡目争いが勃発。唯が狙われ、学校が抗争の場と化す中、深見は唯を学校から救出しようと立ち上がる......というもの。

どんどん刺客が送り込まれてくるため、後半はほとんどアクションでしたけど、飽きることなく楽しめました。正直、大男はキャラ被りしてるだろとも思いましたけど、殺人鬼の南とか、『ベイビーわるきゅーれ』に出演していた2人は個性もあって良かった😌

特に、伊澤彩織さんとの戦いはナイフあり・銃ありで動きも激しく、2人の息があっていないと出来ない演技だな〜と。あと、『最強殺し屋伝説国岡』に出演していた伊能昌幸さんが個人的に好き。というか、阪元組は個性ある人多すぎる!(吉井健吾さんとか)

ただ、今作は阪元監督の作品にしては結構シリアスでしたし、バイオレンス描写も強烈ではなかったので、見終わった時の爽快感はあまり無かったですね。やっぱり、時折コメディ要素が入ってる作品の方が阪元監督に合っている気がする。
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