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愛のコリーダ 修復版のmotoy0415のレビュー・感想・評価

愛のコリーダ 修復版(1976年製作の映画)
2.0
うーん。狂った愛欲の結晶。表現は変態そのもの。

これが大島渚の世界観だとすれば、大島渚は変態。けど、その変態性は多くの男が秘めたものであり、それをこのように結晶化化されたものをみて、男たちは静かにこの世界観を夢見て興奮するのか?

阿部定の話は本当に起こった事件だが、この作品は、男が夢見る変態の女の話に思われた。女から見るとリアリティに欠ける。阿部定自身は、もっと静かに強く男を愛し、ゆえに憎んでいたのではないかと想像する。

違う作品も見てみたい。
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