motoy0415さんの映画レビュー・感想・評価

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ナポレオン(2023年製作の映画)

4.0

気分が良い映画ではなかったが、歴史を生々しく想像するという意味で価値がある作品。ある種の英雄は、英雄になりたかった人であり、多く戦った人であり、さらに多く負けた人であり、多く死なせた人なのかも。
ジョ
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ヒルビリー・エレジー -郷愁の哀歌-(2020年製作の映画)

5.0

生きていくのは多かれ少なかれ苦しいのだけど、それをみんな乗り越えたいと思って努力するけど、なかなか難しい。努力の仕方が違っていたり、どうしようもない欠乏感や自信のなさの中で努力し続ける力が湧かなかった>>続きを読む

Dr.コトー診療所(2022年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

懐かしい面々にひさびさに会えてうれしかつた。特にタケヒロ!今もかわいいぞ!そして何があったかわからないけど、最後は復学できてよかったな。
最後のみどりさんの手術シーン、カオスすぎて見ていられなかった。
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

2.0

ザ・知的逃避系男の世界観。あぁあなたがたはこうありたいのね、と理解した。社会から、家庭から、家族から。共感するところなし。平山がなぜあんなふうになったのか、監督のYouTubeトークを見ないとわからな>>続きを読む

ザ・ビーチ(2000年製作の映画)

3.5

タイ、プーケット、ピピ島の予習として。ディカプリオの色々な顔が見れてよろしくった。

アメリカン・ファクトリー(2019年製作の映画)

4.0

社会勉強としておもしろかった。中国が悪でアメリカが善というような二項対立ではなく、それぞれのひとが考える正しさがぶつかり、ストレスを生んでいく。中国企業が世界の製造業を侵食してくることをリアルに感じら>>続きを読む

瀬戸内寂聴 99年生きて思うこと(2022年製作の映画)

4.0

寂聴さん、99歳にして、イキイキとした表情ではっきりと自分の考えを述べる。どうしたらあんなふうになれるのだろう。

全身小説家(1994年製作の映画)

4.0

映画あちらにいる鬼、にあわせて、リアル井上光晴のドキュメンタリー、全身小説家を見る。

映画トヨエツとはえらい違うぞ。だけど、女性たちが恋に落ちていくらしい。

嘘つきというのか、過剰な自己演出という
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あちらにいる鬼(2022年製作の映画)

4.0

人は誰かの才能や優しさに恋していく。
相手が誰であれ、独占することはできない。

求めている気持ちが強すぎると、それは永遠に満たされなくて、だから永遠な幸せにはならない。

だから、心を殺す、出家とい
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バッド・ジーニアス 危険な天才たち(2017年製作の映画)

5.0

おもしろい。最後はつまり、罪をつぐないつつ、大学で教員になろうとしてるってことかな。

MINAMATAーミナマター(2020年製作の映画)

4.0

患者対チッソではなく、患者対チッソ従業員+水俣市。

会社と市側も、安定を守りたかったのだ。

死にゆく人々と、人生を守りたい人々の命の闘い。

こんな壮絶な話だったとは。

王様と私(1956年製作の映画)

4.5

やっぱりダンスシーンが素敵。あんなふうに楽しそうに踊りたい、素敵な人と。

アンナと王様(1999年製作の映画)

5.0

タイについての勉強の一環で試聴。チョウ・ユンファかっこいい。

どれだけ真実に近いかわからないが、昔のタイのファッションや暮らし方や風習が興味深かった。タイのおかれた政治的立場も。

スワンソング(2021年製作の映画)

3.5

ウドキアかっこいい。
デービットと愛し合ってたこと、うらやましい。洋服屋のおかさあんの、あの時の私が一番可愛かった、いまもあなたはかわいい、っていうやりとりに泣きそうになる。多分私もそう言われたくて。
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ザ・マスター(2012年製作の映画)

3.4

頭がおかしい人を演じさせたらこの人は天下一品。

カルトにハマるのは、私も辿ってきた道。一生懸命生きてるのに生じる不安、希望を見出す瞬間、依存してしまう気持ち、そして疑いと別れ。そのノウハウの事後利用
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イカロス(2017年製作の映画)

4.0

この所長、なんで、あんなに協力的だったのかが不思議。国家を挙げてのドーピングに関与していながら、あんなにオープンに一個人?の西洋人の実験につきあうなんて。

全体の辻褄がよく見えず。
選手側の事情もよ
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シントイア・ブラウン: 裁きと赦し(2020年製作の映画)

4.0

いやもうこれ16歳での殺人が51年の刑期というのが、日本人には信じられない。

彼女自身の更生する力、それを支える人々の想いや支えもまた素晴らしい。

おばあちゃんは、遺伝的な要素で我々は不幸なのだと
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FYRE: 夢に終わった史上最高のパーティー(2019年製作の映画)

4.0

私たちは、眉唾、病的な嘘つきの見分け方を知っておく必要。根拠のない無責任なポジティブにも要注意。同じ根源を持つ病気だろう。

巻き込まれないようにするには自分が賢くなっていくしかない。

写真に騙され
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ワン・オブ・アス(2017年製作の映画)

3.5

組織というのは、自分達を守るためには構築されていく。けれど、組織が古くなりすぎて、固くなりすぎて、守りきれなくなってくる。腐ってもくる。

ユダヤ教の話のようでいて、日本の組織だって、そうなのでは?と
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あるアスリートの告発(2020年製作の映画)

4.0

女の子たちが騙されて傷ついていくプロセスを見ずにはいられない。なぜなら、ぜったいにそんなやつにはひっかかりたくないし、自分の子供にもこんな目には合わせたくないから。

無知、狭い世界、真に頼れる大人が
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ビクラムの正体 ヨガ、教祖、プレデター(2019年製作の映画)

4.0

私の人生で何度も繰り返してきた過ちが、ここでも繰り返されている。

とても弱っている時には、何かに、誰かにすがりたくなり、その人に認められると、運命が突然開けるように感じる。認められない限りは希望が見
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Tinder詐欺師:恋愛は大金を生む(2022年製作の映画)

4.0

おお、こわ!やっぱ金がある男は良いし、スイートなささやきも良いし、あんなかわいい花束もらった日にゃ私もひっかかる可能性ある。

とはいえ、しかしコイツ女を舐めてるな。乙女心を弄ぶな!

最後、逮捕に至
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ウィンター・オン・ファイヤー ウクライナ、自由への闘い(2015年製作の映画)

4.0

自由を求めた闘い。ひとがどれほどEUに入りたがってるか、それは子供の未来にとってとてつもなく重要であるとのこと。

なるほど。熱い。と思いつつ、その背景まではわからず、これも洗脳された人々の暴動のよう
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ウエスト・サイド・ストーリー(2021年製作の映画)

4.0

マリア、美しいね。
トニーも長身で素敵よ。


摩天楼そびえたつ前のニューヨークの移民街、対立、暴力。

オリジナルを昔見たけれど、いまいちだったんだな。まず、ギャング団というもののリアリティがよくわ
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

3.0

ふーん。。。という感じ。
あの棒読みの魅力がよくわからない。
なんらシンパシー感じなかった。感情が揺さぶられない作品。

多言語での芝居が芸術的である点、中でも韓国手話の表現力、瀬戸内の風景。そんなの
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ザ・ユナイテッド・ステイツvs.ビリー・ホリデイ(2021年製作の映画)

5.0

弱ってるときに見た。

麻薬捜査官ジミーとのベッドシーンが好き。いや、俺が欲しいのはこれじゃない、と。全身で彼女の魂を愛そうとする。

、、、というのは、どうやらフィクションのようでざんねん。だけど、
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香川1区(2021年製作の映画)

5.0

もう、最高の映画。平井さんところ、怖い人出てくるし、組織票がっつり動くし、道路や橋を作れることを正々堂々アピールするし。自民党ってこんなことしてたのかと驚いた。

小川さんという1人の人に何ができるの
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ミラベルと魔法だらけの家(2021年製作の映画)

3.5

まあ、普通に良い。ディズニーだから。

美しさや優しさみたいな価値だけでなく、力の強さとか天気を変えられるとか花を咲かせられる、みたいな色々な価値があるよ、と。でも頑張りすぎなくて良い、あなたはあなた
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ジョーカー(2019年製作の映画)

5.0

うわ、すごいの見ちゃった。フィクションでありながら、心が痛くなるようなリアリティを感じる。
何か事件が起こると、それはイカれた奴らの仕業だと私たちは思うけれど、じゃあそのイカれた悪がどこから生まれるの
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.0

役所浩二、名演。まわりのあたたかい人たちとの関係も素敵。だけど、あの終わり方いやだな。もっと、人生を楽しんでほしかった。後味悪し。それが社会の課題ということなのかな。

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