【まとめシネマ】#393
【まとめ】
* 描写・台詞、その全てが淫乱
* 無修正の価値
* AVではない芸術的問題作
本作の8〜9割が濡れ場という淫乱な世界観!
また、物語が進むに連れて、ビンタや首を絞めたりと段々とハードプレイになり、ラストのあのシーンは作品を象徴する名シーン!
本作は配信サービスで見れるバージョン(以後、通常版)の他に「愛のコリーダ 修正版」として映画館で上映された。その両方を見て感じたことをここに記す。
本作は過激な描写、大胆な性表現が見どころだが、そこには芸術的価値がある。しかし、通常版と修正版、その両方には残念ながらモザイクがかかっている。違いとしては修正版の方が薄めで、形や色が分かる程度。通常版はベタ塗り。本作は、海外では無修正版がリリースされており、オークションサイトでは1〜2万と高額で落札されている。やはり、無修正版には芸術的価値があるのだろう。
本作を「アダルトビデオ」と一緒にしてはいけない。性的対象にしてはいけない。唯一無二な問題作にして、その芸術性にまた惚れてしまう。また、その芸術作品を映画館の大きなスクリーンで観れたことは、人生において貴重な経験だと実感。