どこか歪な三姉妹達。まともに見える次女もダメダメな長女も救いない末っ子も皆んな何処かおかしい。ただ幸せだけは求めてるがその幸せをどう自分のものにすれば良いか分かってない。
多分、歪な形で大人になった私達を表してるかも知れない。
ネタバレになるので何故かは言わないけど似たような環境で育った私にはよく分かる話だった。子供の頃この映画に出会ったらそこまで感動しないけど主人公達と同じぐらいの年になったせいかボロ泣き状態。何というか自分の家族がスクリーンの中におり、それを客観的な立場で見ると言う不思議な経験。俳優達の演技が生々しい過ぎて俳優として見るより物語の本人に見えるぐらい。
最後の終わりを見ながら久々に家族に連絡したくなった。この映画見てねと進めたい。
