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マルコム&マリーのRIKAOのレビュー・感想・評価

マルコム&マリー(2021年製作の映画)
3.8
二人芝居 凄かったな…ゼンデイヤさんとジョン・デヴィッド・ワシントンさんの熱い熱いドラマ

マルコムは脚本監督をした映画作品のプレミアから恋人のマリーと深夜帰宅し 好評だった作品にウキウキしながら饒舌にペラペラと話しまくる そんな彼を横目にマリーは何か不満げそう それには理由があったのだ… 深夜一晩の口論ケンカから約半日の二人の物語

中年の私から見ると 超分かる!こういうの!しかもお互いの気持ちが(笑)
感謝というのは言葉行動態度に表さないと いくら恋人夫婦でも伝わらない その一言や態度で全てが報われ許せる それが愛なのね

こういう熱いバトルは若いうちにしか出来ません!お互い愛のあるうちにバンバン喧嘩しましょう!歳をとる事に愛情は空気に変わり 相手に何も求めなくなりますよ…あ それは私だけか(笑)

作品としては長セリフで飽きさせないし モノトーンの映像でスタイリッシュ 張り詰めた緊張感やふとした所で戻る心の優しさの緩急が良かった~ ゼンデイヤさん演じるマリーの複雑で屈強な感じとジョン・デヴィッド・ワシントンさん演じるマルコムの振り回され具合が時々笑ってしまって なんか可愛かったなー!

ずっと口論だから 面白いけど長めに感じたかな
ケンカって言いたいこと言ってスッキリ!とか全く無くて 言ったあとの罪悪感や後悔…はぁ…と思ってもまた続いていく関係 人間って不屈よね
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