はる

しあわせのパンのはるのレビュー・感想・評価

しあわせのパン(2011年製作の映画)
3.7
2021年4月5日 地デジで録画したものを再鑑賞

映画を観るより先に小説を読んでいたんだと思う。
原田知世の、柔らかくて透き通った雰囲気がこのおはなしにピッタリ合っている。

りえさん(原田知世)となおくん(大泉洋)が営むパンカフェ『マーニ』とそのお店にやってくるお客さんのおはなし。

ここのお客さんはみんな幸せになって帰っていく。
パンをちぎる音や椅子を動かす音、そんな音さえも心地よく響く。

この夫婦みたいな丁寧な生活が出来ればいいなと思う。

小さい女の子(大橋のぞみ)のナレーションがまたいいんだよね。
最後は観ている方まで幸せな気持ちになれます。

美味しいパンと赤ワイン、もしくはブレンディのカフェ・オ・レなんかを用意して観たい映画です。
はる

はる