ぬん

しあわせのパンのぬんのレビュー・感想・評価

しあわせのパン(2011年製作の映画)
4.5
2017/12/25
ふと観たくなって何度目かわからないけど鑑賞。

以前はcafeマー二の空気感や、訪れる人々の物語が強く印象に残っていたのですが、
今回一番印象に残ったのは絵本マー二、りえさんと水縞くんの物語。

大切なのは
君が、照らされていて
君が、照らしている
ということなんだよ。

過去になにがあったか映画では詳しく語られないのですが、2人の関係は月とマー二。
水縞くんががんばって、でもゆっくりとあたたかく、りえさんのマー二になっていく姿がとにかく愛おしい。

好きな人と、好きな場所で、好きなことをして暮らしたい。

シンプルで素直な気持ちだけど、それを実現できる人って、本当に少ないんじゃないかな。

見れば見るほど、素朴で味わい深い。水縞くんが作るパンのような映画です。
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