マスクねこ

しあわせのパンのマスクねこのレビュー・感想・評価

しあわせのパン(2011年製作の映画)
3.5
素朴な夫婦が営むカフェ・マーニと季節のお客さんの話。ショートストーリーが集まった構成でとても見やすかった。作品にのめり込むでもなく、つまらなくて見てられないわけでもなく、程よい。クスっと笑える要素がちりばめられている。ダラダラと軽く映画鑑賞をしたい時にぴったりの作品。
そして、大泉洋のくせに原田知世と夫婦役であることに私が嫉妬する映画。(大泉洋のこと別に嫌いじゃないし、むしろ好き。) (別のテレビドラマの話だが、大泉洋が上戸彩と夫婦役なのは役柄の関係もあって別にそれはよかった。)
嫉妬で「あーちくしょう!」という気持ちが何度かあった。さらに言うと、画面の中の大泉洋を指で作った鉄砲(麻酔銃)で撃ったりもした。私だって原田知世と1つのバケツで一緒に野菜洗ったり、おててつないだりしたい!大泉洋のくせに察しが良くて何やらほんの少し影がある役柄なのが鼻で笑えた。(と、八つ当たりしとく。)
パンを焼く窯が外にあって、雨の時はどうするんだろう、とささやかな疑問。