このレビューはネタバレを含みます
人間は他の人間が見たい。
まず、アメリカンユートピアって言うタイトルが好きです。ユートピアの文字が逆になってるのも意味があるのでしょう。
演奏、演出、本当にすごい。。なんだかやたら感動した。。David Byrneとバンドのリラックスした空気感が最高なんだけど、すごくダイナミックでもある。
最初の赤ちゃんの脳みその話はキマってた。ワイヤレスの演出について説明するのも、生演奏であることを証明するのも、”ある意味余計ともいえるその説明と証明、あってよかった”と思えた。
ショーの演出と字幕(笑)によって、初めてこれまでなんとなく音で聞いてた歌詞の意味が理解できた気もするし、メッセージが定着しないように意味を漂わせようとしてるなぁとも感じた。。まさにStop making senceと思っていた。そしたら、後半、直接的で強いメッセージを提示してて割とmaking senceしてた。
映画というよりライブの感覚に近いだけど、This must be the plaseが鳴り始めてゾワッとなり、David Byrneがギターを肩からかけピックをポケットから取り出す瞬間にすごく興奮した。toe jam、burning down the houseの一体感。爆音で観てよかった。
ただし、David Byrneを知っていた方が楽しめるとは思った。。