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アメリカン・ユートピアのkankoのレビュー・感想・評価

アメリカン・ユートピア(2020年製作の映画)
4.0
最初、ショーが始まってからデビットバーンが脳みそのフィギュア?を持って話しているところから私は涙が溢れてしまいました。なんだかまるで会場で観ているかのような感覚に陥ってしまった。コロナ前は月に何回も行っていたライブやコンサート、ここ二年間全く行っていない。そんな個人的な感情も相まってかもしれない。

スパイク・リーが撮ったこの作品、ほぼ繰り広げられるステージの様子がメインだけれど撮り方と言うか演出というか素晴らしかった。観ながら足を鳴らしたり、頭を揺らしたりしてしまった。
そりゃ生でステージを楽しんだ方がいいと思うけれどこうして映画として観れたことの良いことは英語に疎い自分には彼が語ったある言葉、歌われる曲の歌詞がしっかりと理解できたこと。この事はこのショーを何倍にも楽しませてくれた。
何だろう、凄く自由で開けた気持ちにしてもらった。

トーキングヘッズはほぼリアルタイムで流れていたのにそんなに熱心に聴いてなかったり、デビットバーンも誰かを通しての(イーノだとか)鑑賞だったりしたのでちゃんと作品を遡ろうと思います。アルバムは何枚か持ってるんだけど😅
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