トマトジュース濃いめ

アクアマン/失われた王国のトマトジュース濃いめのネタバレレビュー・内容・結末

アクアマン/失われた王国(2023年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

DCEUを締めくくる映画が、何故ユニバースが長続きしないかその理由を教えてくれる映画だった。

アクアマンの明るく楽しい絵が見たかったのに、前作に比べて彩度が落ちて暗いシーンが多かった。その割に全体的に緊張感が無く、ストーリーも中身が無くて、絵と内容の乖離が凄まじかった。死ぬフラグ立てた割にあっさり生きている事が何回もあり、これが緊張感を無くしてる原因だと思う。

前作の陸上の街でのカメラワークが見ててワクワクしてとても楽しかったが、今作はカメラワークが全体的にもっさりしていて、スピード感がなかった。
また水中アクション映画なのに、重要な戦闘シーンの殆どが陸上で、勿体ない。
水も無いためやる事といえば矛をブンブン振り回すアクションしかなくて、退屈だった。

シャチやらクジラを集めて音波攻撃したいが為に登場した超音波砲や、特に深堀もせず雑に退場するブラックマンタだったり、敵周りの設定が雑だった。まだブラックマンタの動機は理解出来るが、その他の仲間は何のために存在してたのか本当に分からない。
2時間引っ張っておいたラスボスが登場10秒であっさり退場しちゃってびっくりした笑

何の前触れもなくヴァルコを退場させないで欲しかった!!!!ほんとに