元ロデオスターの老人がメキシコ
に住む少年を父親に引き合わせる
ためにアメリカに向かう物語。
かつてロデオスターだったマイク
は現在は落ちぶれた馬の調教師と
して生計を立てている。
メキシコに住むという友人の息子
ラフォの苦境を聞いた彼は、５万
ドルの報酬で迎えに行くことに。
最初は父と彼を疑っていたラフォ
であったがアメリカに向かう道中
で少しずつ打ち解けていく。
ラフォを執拗に追いかける母親の
追手から逃れるため苦労する２人
であったが、
途中の街で車が故障し長居をする
ことを余儀なくされ乗馬の訓練を
行うことに。
次第に明らかになっていくラフォ
への父親の思惑にマイクが下した
決断とは。
今の時代にあえてロードムービー
を撮影したことに、大きな意味が
あるように思います。
時代に合った作品も楽しいですが
本質的なものは、いつの世の中も
変わらないと感じるからです。
クリントイーストウッド監督なら
ではの展開で、俳優としての自身
の魅せ方を、
正しく理解しているところが彼の
一番の強みであると、改めて理解
することができました。
