ひかるん

レミニセンスのひかるんのレビュー・感想・評価

レミニセンス(2021年製作の映画)
4.2
率直に言って好きです!

面白いとか面白くないとか、そういうのを抜きにして、好き!と思える映画でした。
感想をこんな一言で表せる映画は他にないかも。とにかく、好き。
映像、音楽、キャスト、そしてもちろんストーリー。この映画を構成する要素、この映画の雰囲気がまさに好みにぴったりハマってました。あくまでも個人的な好みにささった映画なので、他の人からはあまり良いとは思われないかも?
大衆にうける作品かどうかはわかりませんが、ささる人にはとことんささるような。個人的には大満足です。

大満足と言いつつも、序盤はそんなに物語に引き込まれませんでした。モノローグから始まる冒頭はすごいかっこいいんですけどね。あらすじに書いてあることなので書きますが、本作の本筋である「行方のわからない女性を探す」という部分が始まってから、一気に面白くなります。

否定的な言い方みたいですが、本作はわりと雰囲気映画な気がします。この雰囲気を好きになるかどうかで、本作への印象も変わるんじゃないでしょうか。
全体的に映像は暗めで、音楽は低音、華々しいキャストと言うより渋くてかっこいいキャスト。ハードボイルドとロマンスが合体したみたいな、そんな作風に感じました。
長々書きましたが、また見たい映画です。Blu-rayが出たら買わなきゃ。



他のレビューでも言われてることですけど、ポスターとか予告とかその他の宣伝から受ける印象と、本作本編を見た印象とがけっこう違います。アクション要素は少なめですし、物語もわりとわかりやすいものです。
変な期待はせずに見た方が楽しめると思います。
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