季節の子供

ハム・オン・ライの季節の子供のレビュー・感想・評価

ハム・オン・ライ(2019年製作の映画)
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前半と後半でがらりと雰囲気が変わってびっくりした。ゆっきゅんさんが上京した者と地方に残った者の話とおっしゃってようやく理解が追いついた。構造としては逆だけど最近になって初めて観たゴーストワールドを連想した。広漠としていながらも閉塞感のある夜の町。モンティーズでホットドッグがべちゃっと叩きつけられる音や折り畳まれた食パンが生き物のようにゆっくりと元の形に戻って行く様子が気持ち悪くて好きだった。