カスクサ

特攻野郎Aチーム THE MOVIE[エクステンデッド版]のカスクサのネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

チームといっても4人体制なので各人物の登場シーンが簡潔に出来ていた。とりあえずリアム・ニーソンが出てくるだけでいつも通りワクワク。各々の過去はセリフのみでほとんど語られないのもあっさりしてて良かったと思う。

出会いのシーンから急に8年飛ぶので確かにこうすればキャラクター出しやすいなと思った。なんか訳ありな元カノ(何も知らねえやつ)が出てきたり、味方なのか敵なのか分からないやつが急に登場、上司爆破からのトンズラされるという窮地展開は見事。不自然すぎるあれこれも結局回収しちゃえばこっちのモンみたいな豪快さもまたよかった。

チームということで作戦重視な側面も多く、どうやって出し抜くのか見てわかりやすい作りになってたので楽しみやすかった。かと言って絶対大丈夫な感じもしないバランスもあった気がする。

メンバー全員を掘り下げると言うよりは2名に絞って問題から解決をサブプロット的に見せていたのでごちゃごちゃせずに良かった。ボスが一番謎なまま(なんか慕われてる人という描写のみ)だけど、何故か十分信頼できるという謎(リアムニーソンだから?)もまたよし。

何も考えなくていいお気楽さもありつつ、実際戦争やってるんだよなぁとも思わされる感じ。悪い奴よりもっと悪い奴がいたり、いい奴はふし穴だったり、資金ありすぎだったりとツッコミどころも十分あって楽しい時間。字幕もなかなかいい感じだった。
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