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ビー・ジーズ 栄光の軌跡のmasatoのレビュー・感想・評価

ビー・ジーズ 栄光の軌跡(2020年製作の映画)
4.0
『小さな恋のメロディ』で、ビー・ジーズを知った。いわゆるフォークロック調で、バーズのような優しいイメージのグループだと思っていたら、『サタデー・ナイト・フィーバー』の変身ぶりに驚いた。そして、サントラを買って夢中になって聴いた。このビー・ジーズが、あのビー・ジーズなの?ねえ、ほんとに?と、親しかった友人の音楽好きのお兄さんに聞くと、「そうだよ」と即答され、口が開いたままになった。

まだ10代だった僕を驚かせたビー・ジーズの変身ぶりは、世界中でも同様だったらしく、そこから彼らは第二の栄光に包まれていく。でも、それは後々ディスコヘイトに巻き込まれ、ビー・ジーズもその一派とされて、人気は凋落する。

ほんと、波瀾万丈なビー・ジーズの歴史だけれど、兄弟としての愛が消えることなく、長兄だけが生き残っている現在も、彼は先に逝った弟たちからの愛に支えられている。
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