映画祭報告会

アポトーシスの映画祭報告会のレビュー・感想・評価

アポトーシス(2020年製作の映画)
3.0
予定された死を待つ物語

昔NHKで放送された海外ドラマ『アルフ』の設定で
メルマック星人は医学の発達により全ての病気は無くなり
人体も平均化され、誰もが限界まで長生きできて
それが650歳という固定型になり
誰もが650歳になると死ぬという設定だった

養老孟司さんが著書の中で
死んだ後の事は解らないので
考えるだけ時間の無駄、待つしかない
のような事を書かれてたけれど

それと向かい合いながらも
当然答えなど出る訳なく
死そのものよりも
死とう概念に振り回される人間たちの
愚かさであり儚さが、そこにはあった


PS
映画館側の問題かもしれないが
スクリーンが暗くて
役者の表情もよく見えなくて
非常に見ずらかったのが残念でした
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