2年前の映画甲子園で”可惜夜”を応募し
公式サイトでは圧倒的な再生数を記録していた村田監督
そして高校在学中、進路の決まった後に撮影した今作
周囲が受験と向かい合う中、早く進路が決まった主人公
コロナ過という時代もあり””今は動けない””という現状
中途半端な状態で終わってしまった演劇部を
悔やむ訳でも受け入れる訳でもなく
ただ日々をやり過ごす
可惜夜と同じ校舎と田園風景
ゆえに同じ世界を舞台としてるのだろうけど
彼らが思いを馳せるのは屋上でなく”講堂”
本来そこで舞うはずの花びらたちは
忘れられたまま箱の中で出番を待つ
卒業なんて言葉は、いつの時代も
過大評価されていて中身なんて本当は無いのだ
こんなコロナという3年間
この高校時代に何か残せたのだろうか
いや何も無かった訳ではない
確かにソコに生きていたのだから
自分くらい自分を褒めて讃えよう
自分の物語なのだから
追記
そういえばエンドロールに
琴平さんの名前が・・・声のみ出演してるらしい
ドコだ!確認せねば