このレビューはネタバレを含みます
15年前に亡くなった父のバラ農園を受け継いだ女性、事務員と2人で切り盛り
しかし赤字がかさみ、近所の同業者から買収を持ちかけられている
賃金が安く済む更生者を3人雇い、その内の1人が「得意」とする窃盗で稀な品種「ライオン」を拝借し、品種交配をして次の品評会で一発逆転しようともくろむ
必死で鉢植えのバラを売ったり借金したり…
ヒョウが降る天候に悩まされて、と散々な目にあい、しかも全てを賭けた交配種は失敗に終わる
もうこれまで、と、買収に応じてサインしようとしたその時
3人が試しに自然種で交配して農園の隅で育てたバラが見事に咲いていた！
新種をイパネマの娘と名づける（正社員の略語と同じだという理由）
微妙な香りを嗅ぎ分ける能力を持つ青年に調香師の道を勧める 自分の夢を持て、と
ただ両親に捨てられた彼にいつでも帰っておいで、とパリに送り出す
バガテル庭園のバラ品評会 ローズドール黄金の薔薇
