gorgonzolacocoさんの映画レビュー・感想・評価

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ユダヤ人を救った動物園 アントニーナが愛した命(2017年製作の映画)

3.0

第二次大戦後70年以上、まだまだこういう知られざる真実が語られる

ドイツとソ連に蹂躙されたポーランド、ワルシャワで動物園を開いていた夫婦が
その中にユダヤ人をかくまい、300人もの命を救った勇気ある
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オクジャ okja(2017年製作の映画)

3.0

ポンジュノ監督らしいエンタメを装った環境問題追及作品
グエムルから繋がる…

しかしスノーピアサーといいこのオクジャといい
オールスターキャストに信頼され
彼らを典型的な人物に仕立て上げる
腕前はさす
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オルランド(1992年製作の映画)

2.9

サリーポッターの独特な世界に初めて触れた作品

愛と宿命の泉 PART II/泉のマノン(1986年製作の映画)

3.1

エマニュエルべアールの衝撃的な野性の美しさ
その美貌が周囲の運命を狂わせていくという筋立てにふさわしい魅力を発散していた

ベストセラー 編集者パーキンズに捧ぐ(2015年製作の映画)

2.9

創造する者は孤独である

それを理解してとことん信じてくれる
パートナー・編集者がいたとは幸せなのだ

別の道を歩むことになっても忘れなかった感謝が素晴らしい

地味な作りだけれど深みがある

キャロル(2015年製作の映画)

4.0

物質的な豊かさでは満たされない心を抱えて
いかに生きるのか

正直な気持ちを表面に出せない女の
それでも抑えられない強い思い

抑制の効いたケイトの演技の圧倒的なカリスマ
魅力的なルーニーマーラはオー
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ブルックリン(2015年製作の映画)

3.5

真っ直ぐ生きる女性が
したたかにならざるを得ない環境に
陥いるも
自分の手で幸福をつかむ

自分で決めて、前へ進むことの孤独と幸せ、
保守的な社会での一歩ずつ、一人ずつの戦い

美女と野獣(2014年製作の映画)

3.1

ディズニーとは一味もふた味も異なる感性のクリストフガンズ版

レアセドゥ演じるベルの
地に足が付いたしっかりぶりと
豊かな母性に根付く艶やかな魅力が爆発
衣装・アクセサリーの現代的な色彩はドギツイが…
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グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

3.6

綿菓子みたいなマカロンみたいな
甘やかな色どりにくるんで
争いの醜さをみせる

小悪魔レアセドゥ、
ほんわかシアーシャローナン

恋人たちの予感(1989年製作の映画)

3.9

ラブコメの女王 メグライアンに
軽いノリのビリークリスタル
本音を隠して喧嘩ばかりのふたりに
ハリーコニックJr.の音楽で
最高に軽快なニューヨーク映画

あまのじゃくな人には理解できる「素直じゃない
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王妃マルゴ(1994年製作の映画)

2.6

美男美女主演の歴史もので心踊らせて観た記憶

映像はきらびやかというより陰影が濃く
フランスの歴史の残酷さをリアルに留めていた

王侯貴族の権力欲や色欲を美化せずにそのまま

カミーユ・クローデル(1988年製作の映画)

3.0

こんな女性が実在したことに衝撃を受け
以来、ロダンの彫刻の偉大さは感じても
好みは断然、カミーユクローデルの作品に傾いた

アジャーニの一途なカミーユ像は
最近のロダンの映画にも引き継がれているが
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ブロンテ姉妹(1979年製作の映画)

2.7

当時はイザベルアジャーニの美しさに夢中だったけれど
数十年経ち…
イザベルユペールのキャリアと共に築き上げた女優魂に尊敬の念が隠せない

厳しい自然環境に驚くばかりだった映画だが
もう一度見直したいの
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女の一生(2016年製作の映画)

3.1

ノルマンディーの荒々しい海と曇り空を背景にした場面や
ヒロイン ジャンヌが父の男爵と共にジョウロで水をやり畑を耕しながらドレスの裾が汚れる様子が印象に残る

達観したような、もの思いに耽るような
ジャ
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オーレリ・デュポン 輝ける一瞬に(2010年製作の映画)

2.7

オーレリが最も充実していたころなのだろう、椿姫の美しさ!
ルグリとの調和が最高のカップル
ル・パルクのギリギリの身体表現への挑戦

1990年代に夢中になったオペラ座のダンサーの表現力、
その中でもエ
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The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ(2017年製作の映画)

4.0

生き抜くために強くなくてはいけなかった女性たちの物語
男性をめぐる争いでは他人を出し抜くことを考え 周りを伺う
しかしいざその男性が命の危険にかかわる存在に変化すると 一致団結・タッグを組んで前進する
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永遠のジャンゴ(2017年製作の映画)

3.5

ジプシースウィングの王さま、ジャンゴ・ラインハルトの戦時中の知られざる葛藤を描く
ナチスによるパリ占領下でも人気を集めてコンサートを行っていたが
ベルリンでの演奏会を強要され、スイスへの脱出をはかる
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ドリス・ヴァン・ノッテン ファブリックと花を愛する男(2016年製作の映画)

4.1

百聞は一見にしかず。
ドリス・ヴァン・ノッテン の作品が好きな方、モードの世界に興味のある方におすすめする。

自らの世界観を表現するため
布にこだわり
クラシカルな服の型は壊さず
バランスと
定型を
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SAINT LAURENT/サンローラン(2014年製作の映画)

2.5

繊細な感性を持つが故に
コレクションへのプレッシャーから
酒、ドラッグ、恋に溺れるイヴ
彼を支え続けたパートナーと
アトリエのマネージャーや職人たちの
プロフェッショナルな仕事がなければ
YSLのブラ
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ジャコメッティ 最後の肖像(2017年製作の映画)

3.3

ジャコメッティ展の解説にあった、モデルをデッサンするのにとにかく時間をかけるので、大概、弟や妻など家族しかガマン出来なかった、という部分にズームして映画化しているので興味しんしんだった!

皮肉の効い
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はじまりのボーイミーツガール(2016年製作の映画)

2.5

ヒロインはチェリスト志望で 徐々に視力を失うというストーリーに、ラストどう持っていくのか?見守っていたら
悲劇(ブラックアウト)でありながら、恍惚の表情で終わってうれしい驚きだった

あの瞬間、彼女は
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ビューティー・インサイド(2015年製作の映画)

2.7

毎日、起きるたびに顔が変わる家具職人ウジンを
愛してしまった女性の苦悩をハン・ヒョジュが情感豊かに演じる

老若男女、子どもになったり老人になったり…それでも変わらぬウジンの人柄と響き合うイスは、最後
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はじめてのおもてなし(2016年製作の映画)

3.7

ミュンヘンのエリート、裕福家族が、ナイジェリア難民を受け入れたことで
家族それぞれの隠された問題が表面化する

細かいネタが散りばめられた、良質なコメディ

・父親は周囲から勇退をほのめかされる医者、
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ルージュの手紙(2017年製作の映画)

2.7

カトリーヌ・ドヌーヴ がまさに生涯女優を貫き通す!
ギャンブル好きでお札をビニール袋に入れて、ハンドバッグはヨレヨレのケリーとか
ピンクやグリーンの派手なブラウスとあまり質の良くなさそうな皮コート、で
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密偵(2016年製作の映画)

3.5

ソン・ガンホ 韓国で義の人をさせたら右に出る俳優はいない
コン・ユ 法廷で退がるガンホを肩越しに見つめる あの眼に浮かぶ悲しみと諦めの表情はトガニでも効いていた ダイナミックな俳優に成長したな〜
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J ビヨンド・フラメンコ(2016年製作の映画)

3.9

ホタ…フラメンコの源泉の一つという民俗舞踊、音楽の伝承保存という意義が大きい

子どもたちへのレッスンから始まり
スタジオで各地に伝わる特徴あるダンスを披露
そして過去の映像、カルロス・サウラ監督自身
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エル ELLE(2016年製作の映画)

4.1

感情ターミネーターなヒロインをイザベル・ユペールが自在に演じる

女の敵は男、であると同時に、女の敵は女

身近にいたら決して友だちになれないだろうヒロインは
過去の事件によって両親をも心の中で切り捨
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