ねこみみ

ウォンカとチョコレート工場のはじまりのねこみみのレビュー・感想・評価

4.5
ティモシーがchocolateと言うたびに、心にわくわくの魔法がかけられていくような感覚だった!
多幸感と夢でいっぱいの映画。チョコレートのきらめきと甘さのぶんだけ、観客が幸せになって帰ってゆく。

まずこんなにミュージカルだと思っていなかったので冒頭から衝撃!いい意味で!
えっうそうそこんなに歌うの!?と、ミュージカル好きな私はわっくわく大爆発!満面の笑みで冒頭観てたら楽しすぎて泣きそうになった笑
あの冒頭の船のところ、たまらない!!!サントラ発売ヨダレ垂らしながら待ってる。(英語版サブスクはもう出てるみたい。私はCDがほしい。)

そんでティモシーの歌のうまいこと、歌声の優しく力強く美しいこと⋯!もう神はティモシーに何物を与えたの!?こんな類まれなる生命体が俳優という道を選んでくれてこうやって拝むことができるなんて奇跡だと本気で思います。ありがとう!!

セリフの言葉遊びの発音の仕方、ちょっとした動き、表情の作り方、道に立っているだけなのにまるでステージのようになってしまう華やかな存在感。
そこかしこにティモシーの表現力が溢れんばかりに活かされていて、なんという天才の俳優なんだともう感動と興奮がとまらなかった笑

あと途中ころころと衣装チェンジしていくシーン、色んなティモシーが見られて本当に眼福でした🥹

そしてヒューグラントのウンパルンパの愛らしいこと!
おもろかわいくて客席のあちこちからくすくす声が。本っ当に素敵!ああ〜、あのダンスを今すぐ見たい。

それからやっぱり監督ポール・キング×プロデューサーデヴィット・ヘイマンの安定の夢の世界が最高すぎて!
出てくる小物がかわいくてかわいくて😭あんなところやこんなところにときめきいっぱいの魔法がかけられる🪄︎︎💕

ストーリーは単純で何か特別ひねったことが起きるわけでもないんだけど、演出・映像・音楽・演技でここまで最高の作品に仕上がっているのを観ると、やはりストーリー構成の妙だけで映画の良さは決まらないのだと思い知らされる。

ティモシー×ポール・キング×デヴィット・ヘイマンが発表された時から期待は高まるばかりだったけれど、易々と超えてきました。
エンターテインメントの力を存分に見せてくれた、夢と希望の作品。映画が好きでよかったと思える作品。

本当に楽しい時間だったな。
あー、チョコレートがたべたい!

✍️デヴィッド・ヘイマン インタビュー記事
https://screenonline.jp/_ct/17669933

✍️冒頭10min映像
https://www.youtube.com/watch?v=YkQVETRgaBc
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